タカハシ少年の事件簿新作

読者の皆様ごきげんよう。

全く、作者のマナナってやつが締め切りから逃亡して、新作が一向に書き上がらなかったのは言うまでもない。久々の登壇なのでお忘れの読者も多いだろう。一応自己紹介しておこうか。

 オレ、神島タカハシ。山手(やまのて)大学の3回生。

学部は農学部で、バイオテクノロジーの研究に日々勤しんでいる。

レポートに実習に研究室麻雀と忙しさに追われる毎日さ。

サークルは映像研究会に所属していて、友人のアヤベ、マナオと共に日々短編映像の撮影に取り組んでいる。

あと趣味でプラモデルの制作なんかもやっていて、その腕は住吉屋にディスプレイを依頼されるほどの凄腕だったり。

自己紹介はこんなところかな。

え、遊びすぎじゃないかって?ふふん。君のその期待には答えられないな。

オレの学業成績は常にオールA。

本分を抜かりなくこなしてこそ、趣味に全力で向き合えるからね。

まーそんな感じで、容姿端麗、学業優秀、趣味も充実している、「ふつー」の大学生がこのオレ様、神島タカハシって事さ。

ハーッハッハ!

なんだ、どこにでもいそうな大学生じゃないか、そう思った諸君。ツメが甘いね。

能あるタカはツメを隠すっていうだろう?(タカハシだけにって…おっとこれは送信取り消しだ。)

つまり、オレにはまだみんなの知らない秘密があるって事さ。

え?もったいぶらずに早く教えろって?

それはまた物語が始まってからのお楽しみってことで。シクヨロ。

そろそろ舞台が始まるぜ!みんな!TVを見るときは画面から1メートル以上離れろよな!

それじゃ!本編へ!どうぞ!……

……

…………

……………

……………………(一向に映像が流れない)

「おい、マナオ。早く再生ボタンを押せ。違う。そのボタンじゃない。それは電源だ。ええいオレがやるからどけ。違う、プロジェクターをどかせって言ってるんじゃない。場所を変われって事だ。…っ全く………」

−この世界には数多ものヒーローが存在する。

人々の平和を守るもの、地球環境の保全に務めるもの、日曜日の朝8時に画面の向こうの世界を守るもの。ここにもそんなヒーローがまた1人−

「あー、電脳コイル見終わった!アマゾンプライムさいっこう!」

オレ神島タカハシ。山手大学に通い始めて早くも3年。

日々研究に実習に追われ、隙を見つけては女の尻を追っかけ、度々仲間と集まっては雀卓を囲む。

そんな平凡な大学生だ。

しかし、それは表の顔。

真の正体は、この街を守る正義のヒーロー、「HDMI接続するマン」。

女子供、お年寄りに三上悠亜の危機とあらば、すぐさま駆けつけ、「HDMI接続するマン」に変身するのだ。

(三上悠亜の危機はちょっと嬉しいかな/)

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